「これはパワハラなのか分からない」
「グレーゾーンが多くて判断できない」
「どこからがアウトなのか知りたい」
パワハラは、
定義はあるものの、
個別判断が必要な分野
です。
そのため、
実際の事例を知ることが
判断の助けになります。
この記事では、
パワハラの具体例
違法と判断されやすいケース
グレーゾーン
を整理します。
■ パワハラの6類型(おさらい)
まず基本です。
パワハラは次の6つに分類されます。
身体的攻撃
精神的攻撃
人間関係の切り離し
過大な要求
過小な要求
個の侵害
この枠に当てはまるかが
第一の判断です。
■ ケース① 暴言・人格否定
例
「お前は無能だ」
「存在価値がない」
これは典型的な
精神的攻撃
です。
人格を否定する発言は、
業務指導とは言えず、
違法と判断されやすいです。
■ ケース② 長時間の叱責
例
1時間以上叱り続ける
毎日同じことで責め続ける
必要性を超えた指導は、
相当性を欠く
と評価されます。
継続性がある場合、
より違法性が高まります。
■ ケース③ 人前での叱責
例
会議中に強く叱責
周囲の前で人格批判
これは
見せしめ的行為
と評価されることがあります。
就業環境を悪化させるため、
違法になりやすいです。
■ ケース④ 無視・孤立
例
挨拶を無視する
仕事を与えない
会議に呼ばない
これは
人間関係の切り離し
にあたります。
継続的であれば、
パワハラと認定されやすいです。
■ ケース⑤ 明らかに過大な業務
例
一人で終わらない量の仕事
深夜まで続く業務の強要
これは
過大な要求
です。
業務の範囲を超えると、
違法と判断される可能性があります。
■ ケース⑥ 仕事を与えない
例
何も仕事を振らない
雑用だけやらせる
これは
過小な要求
です。
能力や経験に見合わない業務は、
違法と評価されることがあります。
■ ケース⑦ プライバシー侵害
例
恋愛関係を聞く
家庭事情をしつこく聞く
これは
個の侵害
にあたります。
業務と無関係な干渉は、
問題になります。
■ グレーゾーンの例
一方で、
次のようなケースは
判断が分かれることがあります。
厳しい叱責だが業務上必要
一時的な強い指導
業務改善のための注意
ここは、
状況・頻度・内容
によって評価が変わります。
■ 判断の本質
重要なのは、
行為そのものではなく、
・必要性
・相当性
・影響
の3点です。
■ まとめ
パワハラは、
典型例では判断しやすいですが、
グレーゾーンも多い分野です。
そのため、
具体的な事情をもとに
総合的に判断する必要があります。
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