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どうしても元の会社に復職したい!解雇無効後に復職を実現するためのポイントを解説

日野アビリティ法律事務所

「お金よりも元の会社で働きたい。」

「自分の名誉を回復したい。」

「最後まで会社員として働き続けたい。」

解雇無効事件では、

未払い賃金(バックペイ)や和解金が注目されがちですが、

実際には、

『どうしても復職したい』

と希望される方も少なくありません。

しかし、

復職を希望する場合には、

裁判に勝つことだけでは十分ではありません。

復職後も安定して働き続けられるよう、

現実的な準備と対応が必要になります。

この記事では、

復職を実現するために意識すべきポイントを解説します。

■ 復職を希望する理由を整理する

まず大切なのは、

「なぜ復職したいのか」

を自分自身で整理することです。

例えば、

・仕事が好きだから

・生活基盤を維持したいから

・納得できない解雇を正したいから

・退職扱いでは再就職が難しいから

理由によって、

進め方が変わることもあります。

■ 感情だけで判断しない

会社に対する怒りだけで、

復職を目指すと、

復職後にさらに苦しむことがあります。

復職後も働き続けられる環境かどうか、

冷静に見極めることが大切です。

■ 裁判や労働審判で意思を明確にする

復職を希望する場合は、

できるだけ早い段階で、

「復職を希望している」

という意思を明確に伝えることが重要です。

和解交渉でも、

復職を前提とした条件を話し合うことがあります。

■ 復職条件を確認する

復職が決まった場合は、

次のような点を事前に確認しましょう。

・配属部署

・仕事内容

・勤務時間

・給与

・役職

・評価方法

曖昧なまま復職すると、

再びトラブルになる可能性があります。

■ 配置転換には合理性が必要

会社から配置転換を提案されることがあります。

業務上の必要性があり、

合理的な理由がある場合は認められることがありますが、

復職を妨げる目的や報復的な配置転換であれば、

問題となる可能性があります。

■ 周囲との関係も意識する

復職後は、

以前と同じ人間関係とは限りません。

上司や同僚が変わっていることもあれば、

解雇を巡る経緯を知っている人もいます。

だからこそ、

必要以上に対立するのではなく、

仕事を通じて信頼を築いていく姿勢も大切です。

■ 復職後の記録を残す

復職後に、

仕事内容や勤務状況、

会社とのやり取りを記録しておくことをおすすめします。

万が一、

再び不利益取扱いやハラスメントがあった場合にも、

客観的な証拠になります。

■ よくある誤解①

「裁判に勝てば元どおりに働ける」

法律上の地位は回復しても、

職場環境まで完全に元どおりになるとは限りません。

■ よくある誤解②

「会社と一切話し合う必要はない」

実際には、

復職日や勤務条件などについて、

会社と調整が必要になることが多くあります。

■ 実務で重要なこと

復職を成功させるためには、

「勝つこと」だけではなく、

その後も安心して働き続けられる環境を整えることが重要です。

そのため、

必要に応じて会社と協議し、

条件を書面で確認しながら進めることをおすすめします。

■ まとめ

どうしても復職したい場合は、

裁判や労働審判の段階から、

復職の意思を明確に伝えることが重要です。

また、

復職後の勤務条件や職場環境についても十分に確認し、

新たなトラブルを防ぐための準備を行いましょう。

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